はじめての演奏会記

昨日行われた初めての演奏会は、小さいながらも大盛況で終えることが出来ました。
これもひとえに、本当に質の高い満席のお客様と、優秀なお手伝いスタッフさんに支えらて出来上がった演奏会です。ありがとうございました。

と、今は演奏会の心地よい余韻に浸っていますが、演奏会をすることについてはいろんな葛藤がありました。

浜松チェンバークワイアの活動は、基本的にアンサンブルコンテストと合唱コンクールに挑戦することであり、曲数を絞って深堀りをすることですが、指導者の鈴木彰久先生から「コンクールを意識しすぎる演奏になっている。もっと良い結果を欲しいのなら、これを乗り越える必要がある。その手段は演奏会だ。お客様を感動させる演奏会だ」と提案をいただいたのがきっかけであったわけですが、最初はメンバー全員がやる気満々だったわけではなく、そして、コンクールとの兼ね合いが問題点となったのです。

ここを、みんなでディスカッションを重ね、演奏会をやるには、我々の能力からして、コンクールは諦めて、集中することがベターという結論に達しました。

となったのですが、実はその進行状況がひじょ~にゆっくりだったわけでして、

演奏会一か月前になっても、曲の仕上がり状況は惨憺たるものだったし、

同じく、一か月前に、ふと、あれ? コンクール間違えました、じゃなくてコンサートといえばプログラムが必要だけど、まだなんの情報もないことに気が付いて、代表に聞いたら、

「これから作る~」

と言ってるし、プログラムも、そして、なんといっても肝心の演奏が、本当に大丈夫かよ~(;^_^A

ところが、そこからのみんなの集中力がハンパなくて、

プログラムはこんなに素敵に出来上がりました。

ちなみに、プログラムのデザインと執筆は、演奏会で司会をつとめた彼女です。

歌はうまいし、司会もうまいし、大したもんです。

さて、肝心の演奏の方ですが、最初の曲の出だしは、お客様の声にも「最初はだれでも緊張しますからね」とあったんですが、実は緊張してなくても、あそこは本当に難しくて、あの緊張状態の中、うまくいった方です。

そこから歌い進んでいくうちに、調子が出てきて、ゲストでお招きしたヴォイストレーナーの平田雅美先生のソロに聞き惚れて、アンコールじゃないけど、最後に会場の皆様と一緒に歌った「きよしこの夜」に感涙し、本当に素晴らしい演奏会でした。

それでは、「きよしこの夜」全員合唱です。ぜひぜひお聴きください(^^♪

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